アップルから世界を変えるようなアイデアはもうでないのかもしれません・・・。
USキーボードとUKキーボードを間違えてしまい、しっかりレビューできていなかったスマートキーボード フォリオがようやく手元に届きました。
アップルで数多くの注文をしてきましたが、こんなに予定日ギリギリにきたのは初めてです。
さて、そのスマートキーボードが届くまでの間、iPad Proを裸で持ち歩くのは流石に不安だったので、スマートフォリオケースを購入して使用していました。
今回はアップル純正のiPad Pro第3世代用ケース2つを同時にレビューしようと思います。
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アップル製品とは思えないSmartFolio
まず最初はスマートフォリオからレビューしようと思います。
はっきり言って 買うべきでなかった とすら思ってしまいます。
その理由は2つ。
手汗がものすごく目立つ質感
もう少し材質をどうにかできなかったのか?と聞きたくなるくらいがっかりしているのがスマートフォリオの質感です。
手触りとしては悪くありませんが、とにかく手汗が目立つ んです。汚くなるんです、見た目が。
さらに最悪なのが、この拭き掃除しにくい素材なんです。
本体のアルミは手汗汚れくらい、マイクロファイバーとか、最悪ハンカチで拭き取れば落ちます。
ところがこのスマートフォリオは、ハンカチやマイクロファイバーでは拭き取ることがかなり難しいです。摩擦が強すぎて拭けません・・・。
アルコールをつけた布巾とかアルコールティッシュで拭けばなんとかなりますが、いちいちアルコールを手元に置いておかなきゃいけないなんて地獄です。
iPad Pro第3世代だけでなく、Face IDを搭載している製品は従来の機種に比べて発熱しやすいので、手汗を書きやすい僕には正直持ち歩くことが苦痛 です。
安っぽい
アップル純正のiPad Pro用のカバーを買ったのは、実はこれが初めてなんですが、最初につけた感想は残念なことに「 安っぽい 」でした。
カバー部分に折り目がついているため広げやすく、畳やすいのがこのカバーの特徴です。が、カバーがあまりにも薄すぎ て安っぽさをどうしても感じてしまいます。
アマゾンでも似たようなカバーが売られているのですが、こちらは純正よりも100g程度重いとのレビューがありましたので、軽さを求めて純正のカバーを購入しましたが、いい買い物とは言えませんでした。
むしろカバー部分にもう少し厚みがあるのであれば、アマゾンで売られているカバーの方が個人的には興味があります。
使いにくさを極めたSmart Keyboard Folio
では次はスマートキーボード フォリオについてレビューさせていただきます。
これもカバー部分はスマートフォリオと同じものなので、手汗が目立つし拭き取りにくいという絶望は変わりません。はぁ・・・。
ではそれ以外の点について僕の感想をご紹介します。
広げにくすぎる
これまでに何度か言っているのですが、今回のスマートキーボード にはカバー部分に折り目がありません。
僕はこの手のケースをブックタイプを勝手に言っているんですが、とっても広げにくいです。
ブックタイプが広げにくい理由は写真の通り、広げるのに大きな円を描くからです。
持ちながら開けるときに、これだけのスペースを確保しなければならないということがどれだけ不便かは簡単に想像がつくでしょう?
一方でスマートフォリオは折りたたむことができるので、最小限の円で済みます。
前作のスマートキーボードが折りたためる式だっただけに、今回のスマートキーボード フォリオにはかなりの不快感 を覚えます。慣れるまでは辛そうです。
スマートキーボード フォリオの重さはいうほどでもない
スマートキーボード フォリオの重さは約400g でした。
iPad Proの重量と合わせると1kgを若干超えます。が、持ち運びにはそれほど不便を感じません。MacBook Proで慣れているからかもしれませんが・・・。
まぁたしかに片手で持ち続けるのはきついと思いますが、今回のスマートキーボード フォリオは磁石でiPad Proにくっついているため 簡単に外せます し、 簡単に取り付ける ことができます。
かといってぽろっと外れるようなこともありません。
打ち心地は・・・
すでにお分かりかと思いますが、僕は今回のスマートフォリオ、スマートキーボード フォリオにスマートさを全く感じていません。
なので批判しまくってやろうという気持ちでスマートキーボードを叩き始めたわけです。(この記事はすべてiPad Proで作成しています。)
ところが、スマートキーボード フォリオの打点感が素晴らしい のです。
僕的にはかなり打ちやすいと思います。
僕は普段からバタフライキーボードに慣れていて、大満足している 変態さんです。
なので参考になるかわかりませんが、僕はキーストロークが長いキーボードは苦手です。
スマートキーボード フォリオのUS版が来るまではiMacで使用していたMagic Keyboardを使用していました。
ところがこのMagic Keyboardは古いタイプなので、キーストロークが深いんです。打ってる感はたしかにあるんですが、指が離れなくて全くスムーズに打てません。
それがあってからのスマートキーボード フォリオの打点感はとても良いのでは?と感じてしまいます。
キーストロークは適度に浅く、打点感はバタフライキーボードよりもしっかりとした感触がある。
うーん、こういうキーボードを待っていた。
まとめ
結果として、僕は
- スマートキーボード フォリオは使いにくいけど打ちやすいから使う
という風になりそうです。
まぁ使いにくかろうがなんだろうが、キーボードとiPad Proを別々に持ち歩くということが超絶苦痛なので使わざるを得ないんですけどね。
スマートフォリオに至っては、アマゾンで売られているやつの方がいいと思います。これに1万円は高すぎます。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。