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パソコンに全く興味がなかった僕がMacを熱愛する理由

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僕はMacBookProを愛用している。

大学生にも関わらず、身の丈に合わないTouch Bar付きの30万越えするカスタマイズモデル。

別に自慢したいわけではありません。

強調しておきたいのは、僕はパソコンになんて興味がなかったということ。

 

今の大学生はスマホを完璧に使いこなせる反面、パソコンを全く使いません。

なぜなら大抵のことがスマホでできてしまうからです。

僕の後輩はレポートすらスマホで書いて提出していたとのこと。

 

僕もその世代で、パソコンなんてレポートを書くツールとしか認識していませんでした。

当時はiPadProがまだ発売されておらず、パソコンは映画を見るデバイスとしても活躍していました。

17インチのWindowsパソコンです。

 

そんな僕がある日、急にMacBookAirを購入しました。

その後、3ヶ月でMacBookProに買い替え。

当時の僕に一体何があったのか考えて見ると、今の世代がなぜMacBookを選ぶべきなのか見えてきました。

今回は自分の経験を踏まえ、若い世代がMacを選ぶべき理由をご紹介します。

これを見ているお父さんお母さん、お子さんにはMacを買い与えましょう。

 

ジェネレーションギャップ

僕は「若い世代」と「老いた世代」がある年代からきっぱり別れていると思っています。

それは40代。

40代なる前の30代後半までが若い世代、40代以降の世代が老いた世代だと思っています。

 

若い、老いたという表現に対して深い意味はありません。

考えなければいけないのは、その考え方の違いです。

 

老いた世代の人たちは会社勤めをして、無茶苦茶働いてお金を稼ぐことに快感を覚えられる、僕からすれば幸福な人たちです。

稼いだお金でいい家に住み、いい車を買い、いいデバイスを買う。

逆に言えば、飽くなき欲求がこの世代にはあります。

いい家に住むため、いい車を買うため、いいデバイスを持つため、理由は異なれど皆満たしたい欲のために毎朝満員電車に乗りながら、やりたくもない事務作業や接待をしに会社に向かいます。

毎日辛くても、「〜がほしい」という欲のために頑張れる世代です。

 

一方で若い世代の人たちは(僕のような20代の人は特に)、お金よりも時間に価値を置く世代です。

欲しいものや目指すべき目標はあるけれど、毎日辛い会社勤めをしてお金を得るのは嫌。

必要最低限のものだけでいいから、自分の時間を大切にできる方がいい。

そんな考え方を持つ世代です。

 

先ほど老いた世代の人たちは、僕からすれば幸福の人たちと言いました。

それは欲のためになら、好きでもない仕事でさえも頑張れる世代だからです。

僕ら若い世代は、好きなことでしか頑張れない、老いた世代からすれば「ナメた世代」なのかもしれません。

 

ジェネレーションギャップの根源

ではこの世代間における圧倒的な違いはどうして生まれたのでしょうか。

それは各世代が生まれた時代を見て見るとわかります。

 

老いた世代が生まれた時、マクドナルドもなければスーパーマーケットもない(マックもスーパーも1970年代後半から登場)。

安定した生活を手に入れるためには、まずは日本社会時代の安定が第一でした。

自分が辛く嫌な仕事をしていても、それに対して日本は発展するし、給料も上がり豊かな暮らしができる。

我慢できるには十分な理由がそこにはありました。

 

一方で若い世代が生まれた時、スーパーマーケットへお使いに行くのは当たり前で、友達が持っているゲームを親にどう説得して買ってもらうかを一生懸命考えている時代です。

食べ物はおろか、着るものにも困ることはなく、生きるのに不必要なものに豊かさを求めるようになって行きました。

その最果てが毎年出る最新機種への乗り換えでしょう。

頑張れば3年くらい持つものを、懲りることなく乗り換えます。

 

つまり2つの世代の間には「何もない環境」で生まれたのか、「なんでもある環境」で生まれたのかという大きな違いがあります。

「何もない環境」で生まれた人々は、自分の身は差し置いて、豊かさを求め我慢しながら乗り越える術を身につけました。

「なんでもある環境」で生まれた人々は、前の世代が作り上げた豊かな社会の中で、自分自身について考える時間を多くもらっています。

 

当然、この環境の差は欲への渇望度合いに比例します。

何もなければ充足を求めるのが人間です。充足したなら満足するのが人間です。

「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書(尾原 和啓)」では老いた世代を「乾いている世代」、若い世代を「乾けない世代」と表現しています。


モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

自分らしさを求める若者

2つの世代の間を分断する大きな壁「欲望」について理解していただけたと思います。

よく親が子どもを理解できないと言いますが、親子の間にもこの壁が立ちはだかっています。

自分の子供が無欲すぎて心配、目標や夢がなく、そのために努力の仕方も知らないからかわいそう、など親が子に対して思うことは様々です。

一方で子どもも親に対して、やりたくない仕事で自分の時間を潰しててかわいそう、自分は好きなことだけで生きて生きたい、と様々なことを思っています。

 

好きなことだけで生きて行く、老いた世代には甘えたことを抜かしているようにしか聞こえません。

しかし、ネットが普及しAIも登場した現代ではこれは可能です。

むしろ、これからの時代は好きなことを仕事にしないと生ていけないといっても過言ではありません。

 

ですがその変換期の今、2つの世代で衝突が起きるのは避けられません。

そして若い世代が好きなことを追求しようとすれば、老いた世代は我慢することを教えようとします。

残酷なことに老いた世代は、無意識に若い世代の生きる糧を奪っているのです。

 

では若い世代の人たちはどうすればいいのでしょうか。

それは自分のやりたいこと、モチベーションが上がることを見つけるということ。

そのためには色々な経験をする必要があります。

 

僕はこれをよく自分への投資と表現するのですが、この投資はお金がかかる上に役立っていると実感できることは稀にしかありません。

それに加えて上の世代は倹約を推し進めてきますから、若い世代は目標や夢を見つけられないというのは当然でしょう。

 

そんな中で僕がオススメするのは、自分の理想の環境でやれることに挑戦してみるというもの。

やらない理由を見つけるのは簡単です。

とりあえずやり出すことが大事。

そして続けるために、理想の環境を最初に用意しておくことも大事です。

 

なぜMacを選ぶのか

ここまでの内容がパソコン選びに何も関係ないと思われる方も多いでしょう。

あくまで持論ですが、パソコン選びにこそこれまでの内容は色濃く反映されていると思います。

 

僕は以前WindowsPCを使っていましたが、それはただの道具でした。

買うときもそう、箱から出すときもそう。

茶色いダンボールに身を包んだパソコンは誰がどう見ても道具でした。

道具とは、何かをするときに用いるもの。

すなわち使う機会があって初めて使うものです。

 

そんなPCを使っていた僕がiPadProを購入しました。

白い化粧箱に身を包み、無限の可能性を訴えるそれは当時の僕からすると異様な光景でした。

そして気づけば、暇さえあればiPadProを使って色々なことに挑戦している自分がいました。

イラスト作成や数学アプリの勉強など。

 

そのとき僕は気づきました。

Macがあればもっと自分の可能性を高められると。

必要なときにパソコンを起動し、暇があれば映画を見ていた自分。

その暇な時間に何も生み出していないことに激しく無駄を感じるようになりました。

 

暇さえあれば何かをして、多くのことを経験している。

そんな自分になりたくて、勢いでMacBookAirを購入しました。

予想は的中、課題なんかはパパッと終わらせて暇さえあればスタバに行っていろんなことをしていました。

見た目がかっこいいことがモチベーションになり、検索履歴は「MacBook 何ができる」で溢れました。

 

使って2週間後、Adobe製品と出会い動画制作やイラスト制作に強い関心を持ちました。

しかしMacBook Airだと性能の限界があり、フリーズしまくるようになりました。

 

そこで僕は当時最新機種だったMacBookProを購入することを決めました。

親からはかなり猛反対されましたが、道具としてのパソコンではなく、可能性を広げるためのMacなんだと説得し購入しました。

その月は無茶苦茶バイトをして、それまでの貯金も崩してなんとか購入しました。

 

そしてMacBookProが手元に届き開封した瞬間、なんでもできる喜びを感じました。

これから何をしようか、そんな期待で胸が張り裂けそうでした。

 

と同時にあることに気がつきました。

MacBookProのために必死にバイトしていた時間は苦ではなかったことに。

目標があって、それに向かって努力できる幸せに。

 

好きなことで仕事ができることもそうですが、それ以前に目標があってそれに向かう喜びも重要です。

ただの道具であるパソコンから、「次は何をしようか」と次々に挑戦できるMacに買い換えたことは、時間やお金以外にも大きな得をしたと思います。

 

ただ、これは僕の一例であり友人の中にはMacよりもWindowsの方がモチベーション上がるという方もいます。

確かにWindowsの方が起動するソフトも多いですし、安いです。

ですが何より大事なのは、夢のない、目標が見つかりにくい若い世代にこそ何かをしようという気持ちと何かができる環境が必要であるということ。

 

Macは持っているだけでテンションが上がります。

スタバでドヤっている人が何をしているかは知りません。

しかし僕は今スタバでこの記事を書いています。

趣味で始めたこのブログがきっかけでライターとして仕事をいただけるようになりましたし、趣味で結婚式なんかの動画も作れるようになりました。

全てはやってみようという気持ちにさせてくれたMacのおかげと思っています。

 

まとめ

とりあえずやってみる

これは僕が一番大事だと思っている言葉です。

何かしたいことがって、それができる最低限のスペックのパソコンを買うというのは当たり前ですし、賢い買い物です。

今までWindowsを使っていて、突然Macを買うと何ができるかわかりません。

 

しかしこれを僕は逆にチャンスだと思っています。

何ができるかわからない、だからこそ何ができるかを調べやってみる。

モチベーションの上げ方は人それぞれですが、かっこいいデバイスを使って自分の好きなことができているという実感は多くの人のモチベーションになるのではないでしょうか。

それを満たすMacは、夢や目標が欠落している若い世代にこそ、何か大事な物を与えてくれるデバイスだと思います。

 

Windowsでも同じこと言えるじゃんと思う方はかなり幸せです。

なぜならお金がかからないから。

Windowsだと事務的な感じがして、仕事や授業以外では使う気になれない僕には、Macがなければ今や暇すぎて生活できないレベルです。

維持費や購入費用はかなり高額なので買うときはとても迷いました。

 

でも何か新たなことに挑戦したいのなら、自分への投資をためらいなくするということは大きな一歩になると思います。

パソコン音痴だった僕が今では色々できているのは間違いなくMacのおかげ。

スペックの高さを生かして動画編集やイラスト作成をしたり、Touch Barによる文書入力を生かしてライターをしたり。

 

今後はSwiftに挑戦したり、音楽制作をしたりMacならではの強みを生かしてさらなるチャレンジをしていきたいと思っています。

これから多くの若者がMacを使うことで、やってみたいことの再発掘ができることを願ってます!

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