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【定期更新レビュー】iPad Pro第3世代 最高&最低なポイント

更新日:

「iPad Pro第3世代ってどんな感じ?」

「これまでのiPad Proと大きく違うところはある?」

というユーザーの方に、僕のレビューをお届けしたいと思います。

 

こんにちは、Rasakaです。

iPad Proを使って早くも4ヶ月目のレビューです。

 

iPad Pro第3世代は機体デザインも、搭載ポートも一新して、これまでのiPadとは大きくその様相を変えました。

実際に使ってみてよかったところ、悪かったところをご紹介していきたいと思います。

購入を考えている方はぜひ、参考にしてみてください。

レビューするのはこちら!

iPad Pro 第3世代

iPad Pro 第3世代 12.9インチ セルラーモデル

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画面サイズそのままで機体が小さくなった12.9インチ

ボディーが小さくなったiPad Pro

iPad Pro第3世代は11インチと12.9インチのラインナップになっていています。

中でも12.9インチの場合はフルディスプレイ化によって、前モデルから画面サイズは変わっていないのに、機体サイズを小さくすることに成功しています。

画面サイズが同じ2つのiPad Pro
以前使っていた初代iPad Proとの比較。機体が小さくなりました。

これにより、持ち運びのしやすさ(コンパクト性能)が非常に高くなったと感じます。

 

フルディスプレイ化したことにより、iPad Proのセキュリティは指紋認証から顔認証に変わりました。

iPhoneXではかなり不便に感じていた顔認証も、iPad Proではちょっと違った印象です。

まず、iPad Proをどんな角度で持っていても顔認証ができるという点が非常に嬉しい!!

縦でも顔認証できる!

縦向きでも顔認証できる

横でも顔認証できる!

横向きでも顔認証できる

 

 

もちろん障害物がカメラを覆っていると顔認証できませんが、その場合はカメラの位置と覆われていることをお知らせしてくれます。

 iPad Proの顔認証エラー
顔認証カメラの位置と、覆われていることをお知らせしてくれます。

 

顔認証する時はカメラを見つめたり、カメラに顔を近づける必要もなく、ただ画面を眺めて上にスワイプ

ロック解除で、これほどまでのラクさを今まで経験したことはない!

Rasaka
ただ下にカメラがある場合のみ、『下を向いてロック解除』と表示され、カメラを見つめる必要性があります。
下を向いてロック解除することができるiPad Pro

 

マイナス点としては、ホームボタンがなくなったことで、上下左右がホントに分かりにくくなり、顔認証するカメラが一体どこにあるのかわからなくなりやすいですね。

手に持っていれば、カメラの位置が上下どちらなのかくらいは電源ボタンの位置で分かりますが、左右となると本当にわからない。

自分の手で覆ってしまい、認証できないことが多々あります。

イラストやノートテイキングは少ししにくくなった

フルディスプレイ化に伴い、液晶周りのベゼルはより細く、均等な幅になりました。

これによりiPad Proに文字や絵を描くときの手の置き場がいよいよなくなり、かなり端の方に至ってはほとんど手元が安定していません。

iPad Proで文字を書く
ちなみに僕は左利き

 

後述しますが、圧倒的性能によりこれまで以上にイラスト制作や、ノートテイキングが楽しくなるデバイスであることに間違いはありません。

ただ描きやすさで見ると、機体のベゼルが狭くなったことはマイナスと言わざるを得ません

 

良かった点

  • よりコンパクトになり、持ち運びしやすい!
  • 顔認証が快適!

 

イマイチな点

  • ベゼルが狭くて、書き心地がイマイチ。
  • カメラの位置がわかりにくすぎる。

磁石が増設され、安心感の増したiPad Pro

磁石が102個搭載されているiPad Pro

iPad Proは合計102個もの磁石が搭載されているため、磁力がものすごく強いです。

それは、金属製のロッカーや黒板にもガッチリと張り付くほどの威力です。

黒板に張り付くiPad Pro

 

ロッカーに張り付くiPad Pro
Smart Keyboardをつけると、こんなヤバイ使い方もできます。

 

この磁力のおかげで、Smart Keyboard FolioやSmart Coverから外れるという事故もありませんし、Apple Pencilも安心して持ち歩けます。

初代iPad Proを使っているとき、割と頻繁にSmart Keyboardから外れていたので、これは大きな安心感を得られました。

 

ちなみにホワイトボードでも試してみたのですが、摩擦力が少ないのとマーカーの油分でヌルヌル滑ってダメでした。

良かった点

Smart KeyboardやApple Pencilともしっかりくっつくので、無くしたり落とす心配がない。

 

イマイチな点

  • 割とどこにでもくっつくので、金属製のデスクは注意。
  • 磁力が強力なので、キャッシュカードなどが磁気破損する可能性もある。

USB-Cは人によってはむちゃくちゃ便利。

USB-Cになり、互換性が向上したiPad Pro

ディスプレイだけでなく搭載されているポートも、従来のiPadとは異なります。

iOS端末史上初となるUSB-Cポートを実装したのが、このiPad Pro第3世代。

これにより、5Kディスプレイや4Kディスプレイに繋げやすく、最大2画面出力にも対応できるようになりました。

 

さらにMacBookとの相性がいいこともポイント。

MacBook用の変換アダプタを大量に購入していた僕は、iPad Proでも同じ変換アダプタを使うことができるので、変換アダプタの個数がグッと減ります。

HDMI出力するにも、今まではLightning変換アダプタとUSB-C変換アダプタの2つを持ち歩く必要がありましたので、これはだいぶラクです。

USB-C変換アダプタ
SDカード、USB、VGA、HDMI4本の変換ケーブルで、iPad ProとMacBookを何にでも繋げられる!

 

とはいえ、機能としては少々限定的な面があります。

まず、USB-C変換アダプタを使ってUSBを差し込むことはできますが、書き込むことはできません。

Rasaka
USBを差し込んだところで、何も反応してくれない・・・。

 

また、USB-Cになったことで従来のLightning変換アダプタが一切このiPad Proには用をなさなくなってしまう。

USB-Cポートのみ搭載されたMacBookを持っていないユーザーからすれば、これは変換アダプタが余計に必要となるデメリットになります。

 

良かった点

  • MacBookと変換アダプタが統一できる。
  • USB-Cは互換性やデータの送受信性能が高いので、より効率的に使える。
  • ディスプレイに接続しやすくなった。

 

イマイチな点

  • MacBook持っていない人にとっては、変換アダプタが増えるだけ。
  • 機能が一部限定的。

MacBook Pro並の性能で、ストレスフリーのタブレット

iPad Proのスペックはすごい。MacBookProに匹敵する

iPad Proの高性能さには、毎回驚かされています。

  • レイヤーを大量に重ねたイラスト
  • 複雑な演算をさせる数式アプリ
  • MacBookのサブディスプレイ

などなど、僕はかなり重いアプリを使う機会が多いのですが、難なくこなしてしまいます。

フリーズしたり、カクカクなってしまうこともあまりなくかなり快適に操作できます。

Rasaka
動画のように複雑なエフェクトを施しても、ぬるぬる動かすことができます。

使ったアプリはこれ!

メディバンペイント
カテゴリ: エンターテインメント
現在の価格: 無料

 

ベンチマークスコアみてみると、このような結果に。

iPad Proベンチマーク

シングルスコア:5005

マルチスコア:17932

というとんでもないスコアを叩き出しています。

 

これがどれだけ凄いか、MacBook Proのベンチマークスコアと比較してみましょう。

MacBook Pro 2018年モデル

MacBook Proベンチマーク1

MacBook Pro 2017年モデル

MacBook Proベンチマーク2

参考GeekBench Browser

みてわかるように、2018年モデルのMacBook Pro 15インチモデルとなかなか戦えるスペックを持っていることがわかります。

一方2017年モデルのMacBook Proのベンチマークスコアと比較すると、iPad Proのベンチマークスコアの方が勝っていることがわかります。

Rasaka
iPad ProがMacBookを倒す。そんな時代がやってきてしまったのか・・・。

RAWデータの写真の読み込み速度はむちゃくちゃ早い。

このようにバケモノのようなスペックを持つiPad Pro。

これはカメラを持っている人にとっても、すごくありがたいことだと思います。

 

カメラで撮影した写真のRAWデータを読み込むと、通常ある程度の時間がかかります。

それに対して、iPad ProのRAWデータの読み込み速度はとんでもなく早いです。

読み込む写真をポンポン選択することもできますし、スライドしてスラスラとプレビューすることもできます。

Rasaka
本当にRAWデータ処理してる?!と思うほどです。

初代との比較。処理性能は2世代でも十分です。

確かにiPad Proの性能は素晴らしい。

とはいえ、この性能のために購入したのかと言われると返事はノーですね。

Rasaka
ただフルディスプレイiPad Proが欲しかっただけです。

 

初代と第2世代のiPad Pro 12.9インチのベンチマークはこのようになっています。

iPad Pro 初代

iPad Proベンチマーク3

iPad Pro 第2世代

iPad Proベンチマーク2

 

シングルスコアマルチスコア
初代30585118
第2世代39129329
第3世代500517932

 

一覧で見てもらうとわかる通り、iPad Pro第3世代の凄まじさがわかります。

実際初代iPad Proと比較してみると、動きが全く違います。

初代iPad Pro

新型iPad Pro第3世代

Rasaka
iPad Pro第2世代、第3世代にはProMotionテクノロジーも採用されているので、初代よりもより動きが滑らかです。

 

ただこれは、比較している対象が、初代iPad Proだから感じる点でしょう。

第2世代のiPad Proが発売されたときにも、同じ感動を味わった覚えがあります。

 

iPad Pro第3世代には劣りますが、第2世代でも十分すぎるほどハイスペックですし、何よりProMotionテクノロジーも採用されています。

処理性能が向上した点を評価して購入するのであれば、一旦第2世代(現在発売されている10.5インチ)のiPad Proと比較してみることをオススメします。

 

良かった点

  • 処理速度が速くて、動作もサクサク!
  • 重いアプリを動かしても、フリーズすることがほとんどない!
  • ProMotionテクノロジー搭載により、Apple Pencilでの書き味も滑らか!
  • RAWデータの読み込みもサクサク!

 

イマイチな点

iPad Pro第2世代でも処理性能は十分だったので、よりPro向けのデバイスとなり、使いこなすハードルが高くなった。

唯一の難点はカメラ。ケースは必須です。

iPad Proのカメラはダウングレードしている

様々な点で従来モデルよりも進化したiPad Pro 第3世代。

しかし、唯一カメラだけは退化の道を進みました。

外カメラに光学式手ぶれ補正がなくなり、レンズ構成も5枚構成へと退化しています。

iPad Pro第3世代はカメラが退化

 

ただ、iPad Proのカメラなんてそんなに使う機会がなかったので、特段困ることではないなと思いました。

それよりも、ほんとにヤバイ改悪はカメラの出っ張りです。

 

初代iPad Proのカメラの出っ張り(第2世代も同じ)と比較すると、こんな感じ。

Rasaka
初代iPad Proは出っ張ってすらいなかった・・・

 

この出っ張りによって

  • iPad ProにApple Pencilで書き込む時、カメラ部分に圧倒的負荷がかかる。
  • 全く安定しないし、カメラが不安になる書き心地。
  • カメラ部分にだけ傷が大量につく。

という大量の不満が。

これまでの進化のメリットをぶち壊していると言っても過言ではない。本当に不快。

出っ張りで傾くiPad Pro

この出っ張りにより、iPad Pro第3世代には背面ケースが欠かせないものとなりました。

Rasaka
裸持ちが好きなんだけどなぁ・・・・。

 

イマイチな点

出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが最悪出っ張りが・・・

iPad Proを傷つけるApple Pencil

Apple PencilがiPad Proのコーティングを剥がす

さて、iPad Pro第3世代は強力な磁力を持っています。

これによりApple Pencil 第2世代は初代Apple Pencilと比べて

  • キャップをなくす心配がない
  • 別々で持つ必要がない
  • 充電がダサくない

という3つの利点を獲得しました。

 

ところがこの磁力によってApple PencilがiPad Proの側面のコーティングを剥がしてしまうという報告があります。

もちろんApple Pencilにも剥がしたコーティングの跡が残ります。

僕の場合、iPad Pro本体にはそれほど大きな剥がれ跡はありませんでしたが、Apple Pencilにはうっすらと剥がした跡が・・・。

iPad Proを傷つけるApple Pencil
磁石のある部分が黒くなってます。

これはちょっとショックだったので、Apple Pencilの保護ケースを購入してみました。

これによって、持ち心地も良くなり満足していますが、若干くっつき性能が落ちますね。仕方ないけど。

オススメはコレッ!

Apple Pencilケース

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キャップもあり、落としてもペン先を破損する可能性を減らしてくれます。

ちゃんとiPad Proにくっつき、充電もできるので安心です。

シリコンなので摩擦力も上がり、よりしっかりとした書き心地を手に入れることができます。

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また今回僕は保護フィルムを貼らずに使うつもりだったのですが、Apple Pencilで画面に書き込んだときにヌルッッとする場所もあれば、ガリッと嫌な感触がする場所もあったり、とても不安な描き心地でした。

人によって違うのかもしれませんが、僕はこの経験から保護フィルムは必須だなと思いました。

オススメはコレッ!

iPad Pro,第3世代,保護フィルム

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クリーナーセットが豊富で、貼りやすさも抜群!

さらに万が一貼るのを失敗してしまっても、36ヶ月保証で交換してくれるという良心サービスアリ!

現状iPad Pro第3世代の保護フィルムはサイズが合わなかったり、顔認証ができないものもあるようですが、これは僕も快適に使えています。

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使い勝手の悪いスマートキーボード

SmartKeyboardが最悪

iPad Pro第3世代のお供アクセサリには、あまり満足できていません。

スマートキーボードとスマートカバーに関しては、両方買ってみて両方マイナスポイントが見つかりました。

簡単にいうと、

  • スマートキーボードは折り目がなくなり、ブックタイプになったのでスペースをとる。さらに広げにくい。
  • スマートカバーはペラッペラ。安っぽい。
  • どちらも手汗などの汚れが目立つし、拭き取りにくい。

という感じ。

 

それでもiPad Proのコンパクトさを活かしきりたいので、しぶしぶスマートキーボードを使用しています。

まとめ

8割がた満足

 

4ヶ月目の使用レビューはこんな感じでした。

使ってみてのリアルをなるべくお届けしたつもりです。

 

いい面も悪い面もありますが、

  • Apple Pencil保護ケース
  • 画面保護フィルム
  • カメラを覆うスマートキーボード

などでマイナスポイントは解消できます。

 

結果的に言えば買って損はしないデバイスだと思います。

Apple Pencilにも文句は言いましたが、初代Apple Pencilに比べればなんてことありません。

iPhoneXSと価格比較すれば、性能面で見ても、生産性を見ても、かなりコスパはいいと思います。

 

以上『4ヶ月目のレビュー』でした。

気になることがあれば、また追記していきますね。

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