ついに念願のBeats Studio3 Wirelessオーバーイヤーヘッドフォンを購入してしまった・・・
という心の本音に負けて、視聴もせず衝動買いをしてしまったため、製品が届いたときは本当に返品しようか迷いました笑
そんな少々暗い気持ちから開封し、使ってみた感想を今回はご紹介していきます!
最初に感想を言っておくと、買っても全く後悔しませんでした!
Contents
Beats Studio3 レビュー|外観と付属品
基本スペック
- 重量:260 g
- 価格:税別34,800円。
- カラーは6色展開。
- ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能搭載
- W1チップ搭載
- microUSBによる充電
箱から出すと、想像以上の高級感あふれるヘッドホンに仕上がっていることがすぐにわかります。
色合いはもちろんですが、使われている素材からもそこらへんのヘッドホンとは違う感じを受けます。
付属品
- 取扱説明書
- Beatsロゴシール
- 3.5mmのRemoteTalkケーブル
- キャリーケース
- 本体
- マイクロUSB-USB-Aの充電ケーブル
Beats Studio3はBluetoothでiPhoneと接続する仕様になっています。
そのため中にリチウムイオン電池が搭載され、充電を必要とします。
充電には(なぜか)マイクロUSBを使用するようです。
驚くべきは、その充電効率。
FastFuel機能というものを搭載しており、10分充電するだけでなんと3時間も再生することができます。
また充電が切れても、イヤホンジャックに接続すれば使用することができる仕様になっています。
それに必要なのが、両端がイヤホンジャックのオスになっている3.5mmのRemoteTalkケーブルなんですね。
またこの3.5mmのRemoteTalkケーブルにはリモコンもついており、
- 再生/停止
- 音量を上げる/下げる
- Siriの起動
などができるようにもなっています。
Beats Studio3 レビュー|ペアリングの仕方
ペアリングするためには、右耳部分にある小さなボタンを長押しします。
するとライトが点滅し始めるので、そのままiPhoneに近づけます。
Beats Studio3 Wirelessを認識したiPhoneには、接続するためのポップアップが表示され、『接続』をタップするだけで終了です!
さらに驚くべきは、ペアリングした後は同じiCloudに登録されているアップル製品であれば、ペアリングする必要がないという点です。
これはAirPodsにも搭載されているW1チップによるものです。
そのため、Beats Studio3をiPhoneと接続した時に、そのiPhoneとペアリングされているApple Watchにも自動で接続されます。
Beats Studio3 レビュー|使い方
ペアリングが完了したら、iPhoneやApple Watchから好きな音楽を再生するだけ。
Beats Studio3の左耳部分にはいくつかのリモコン操作が割り当てられていて、
- ロゴ部分を押す→再生・停止
- ロゴ部分を長押し→Siri
- ロゴ上部分→音量アップ
- ロゴした部分→音量ダウン
となっています。
iPhoneからの操作は特になく、強いていうのであればノイズキャンセルのオンオフの着替えが可能です。
ノイズキャンセリングのオフの仕方
設定>Bluetooth>Beats Studio3のⓘをタップ>リスニングモードを標準に設定
バッテリーの持ち時間
- ノイズキャンセル機能オフ:最長40時間
- ノイズキャンセル機能オン:最長22時間
Beats Studio3 レビュー|装着具合と音質
装着してみると、つけ心地がいいの一言です。
耳が完全に覆われているので、つけているだけでも外部の音がある程度遮断されるので、勉強に集中したい時便利です。
頭部や肌に触れる全ての部分はクッションでできているため、見た目とは裏腹に柔らかなつけ心地に驚かされます。
寒くなる季節はイヤーマフラーとしても使えるほど、温かみのある仕様になっています。
ただ、少々重い感じを受けますね。
僕は長時間つけていると、頭頂部が痛くなりますし、長時間首にかけていると肩がこります。
高級感ゆえの重さなのでしょうが、長時間の作業には向かなそうです。
またイヤーマフはとても柔らかく、耳元を包み込んでくれますが、暖かい季節になると汗まみれになります。
続いて音質ですが、公式ページでは
ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能により、ノイズを遮断して音楽に没頭できる最高のリスニング環境を実現します。
と紹介されていました。
果たしてどれほどのノイズキャンセリングなのか、と試してみたところ本当に何も聞こえません!!
大学で装着してみたところ、急に休憩室にいた学生が黙り出したと思うほどでした。
外してみると別世界のようなやかましさで、これほどまでかと超びっくり!
説明にもあったPure ANC機能は、環境オンの遮断はもちろん、再生中の音楽を解析し、適切なノイズキャンセリングを適用してくれるそう。
さらにフィット感を解析し耳の形やメガネ、頭の動きなどによる音漏れを解析しサウンドバランスを調整してくれているようです。
Beats Studio3 レビュー|問題点・不満点
携帯性が悪い
Beats Studio3は見た目、機能の代償としてある程度の重さと大きさがあります。
折りたたんで多少コンパクトにできるものの、やはり携帯性は悪いです。
専用ケースが同梱されているんですが、これまた大きくかつカプセル状になっているため携帯するのには向いてないです。
カバンの中に入れるときは、なるべく最後に入れないと物が入りません。
ケースにはカラビナが付いているため、カバンなどの中ではなく外にぶら下げることを考えて作っているのかもしれません。
またこのケースのチャック、やたら硬いです。
さっと取り出すことが少々困難であるため、僕は持ち歩くときは基本首にかけています。
microUSB充電
充電の仕方も大きな問題ですね。
Beats by Dr. Dreの製品のいくつかはLightningケーブルで充電できるようになっていますが、このBeats Studio3はなんとmicroUSBで充電します。
充電する機会はFastFuel機能のおかげでそれほど多くないにしても、やはり気になるポイント。
Apple信者の僕は、microUSBなんて持ち歩かないんですよ。
MacBookProの変換ケーブルでごちゃごちゃしているのにまた一本ケーブル増えるのが管理億劫です。
Beats Studio3 レビュー|まとめ
僕はこれまでに2000円程度のヘッドホンしか仕様してこなかったし、不満もありませんでした。
ですがこのヘッドホンに出会えたことで、ヘッドホンの存在意義を改めて感じることができました。
イヤホンで聞く音楽は手軽さ重視で、ヘッドホンで聞く音楽は音質重視であるべきです。
イヤホンの音質と同じヘッドホンなんて、もう着けたくもありません!!
確かに重いし、暑いです。
でもそれ以上にこのヘッドホンが生み出すノイズキャンセリングと音質の最高のコラボが素晴らしすぎます。
断言できますが、これは室内で使うものですね。
外でこんなヘッドホンしてたら、暑いとかではなく、周りの音が聞こえなくてむしろ危ないです。
音楽を聞くことにもう一度、楽しみを覚えたい方にはかなりオススメです!!!
以上、「Beats Studio3 Wirelessのレビュー」でした。