「スマートキーボード って必要?」
「Smart Keyboard買おうか迷っているけど、使用感とかどうなの?」
と悩んでいる方の疑問にお答えします。
こんにちは、Rasakaです。
iPad Proを購入すると、Apple Pencilとスマートキーボードを購入すべきか迷いますよね。
僕は毎回セットで購入するのですが、よく「なんでスマートキーボードを使っているの?」と聞かれます。
そこで今回は、最新のSmart Keyboard Folioについても触れながら、僕がスマートキーボードを使う理由をご紹介したいと思います!
Contents
実際の使用感
僕は現在、iPad Pro第3世代 12.9インチ+Smart Keyboard Folioの組み合わせで運用しています。
機種変更する前までは初代iPad Pro 12.9インチ+Smart Keyboardの組み合わせで使っていました。
実際に使ってみて、特に気になったのは以下3つのトピックです。
- 打鍵感
- 軽さ
- PCの代わりになるか
順に説明していきます。
Smart Keyboardの打ち心地
Smart Keyboardは名前の通り、キーボードです。
そのため打ち心地が非常に重要なポイントになると思いますが、僕の場合はこの打ち心地はアリだと思います。
キーボード面はメッシュ素材でできているため、水や汚れに強く、打ち心地もなんだか新鮮です。
キーストロークは約28mmほど。これは初代のモデルでもFolioでもあまり変わりません。
打つと『パタパタ』という打鍵音がしますが、慣れてくると意外にもこの音が心地よかったりします。
膝の上でも曲がることなく安定していて、いつでもどこでも広げて使用することができるるので非常に利便性は高いです。
Smart Keyboardの軽さ
スマートキーボードは、思っているより重くありませんでした。
気になったので実際に測ってみたところ、以下のようになりました。
スマートキーボード 重さ 一覧表 | |
対応機種 | 重さ |
旧世代12.9インチ | 338g |
旧世代10.5インチ | 244g |
旧世代9.7インチ | 230g |
第3世代12.9インチ | 408g |
第3世代11インチ | 296g |
SmartKeyboard+iPad ProはPCになれるか
僕はかなりヘビーにiPad Proを使っていますが、結論としてパソコンの代わりにiPad Pro+Smart Keyboardを買うのはオススメできません。
ただし、パソコンとしての使用目的が文書作成やインターネットであるなら、全く問題ないと思います。
打ち心地も、使いやすさも、SmartKeyboardに対して不満はありません。
問題があるのは、iPad Proの方です。
iPad Proが搭載しているのはあくまでiOSであり、macOSではありません。
そのためパソコンですることを完璧にiPad Proで行おうとすると、クオリティーが下がったり、かなりめんどくさくなると思います。
【使ってわかる】Smart Keyboardのメリット
スマートキーボードはiPad Proのために特化されたキーボードです。
そのため他社製のワイヤレスキーボードにはない、素晴らしいメリットがあります。
充電の必要がない
他社製のワイヤレスキーボードは電池式だったり、バッテリー式だったり。
とにかく充電する手間があります。
それに比べてスマートキーボードは、iPad Proに搭載されているスマートコネクターに接続するだけで使えるようになります。
ペアリングも必要ない
スマートコネクターに接続できるという利点は、ペアリングが必要ないというメリットも生み出します。
通常であれば設定>Bluetoothからペアリングすることが必要です。
通常、Bluetoothキーボードはペアリングする必要があり、めんどくさいです。
それに対してスマートキーボードは、iPad Proをスマートキーボードに接続し、キーボードモードにした時点で使えるようになります。
ペアリングというひと手間がないだけで、だいぶラクに感じます。
簡単に取り外せる
スマートキーボードはiPad Proの中にある磁石とくっついています。
そのためケースのようにがっちり固定されている状態ではなく、少し力を加えれば簡単に取り外すことができるようになっています。
実はこの取り外しが簡単ということは、大きなメリットになります。
キーボードケースは重いものが多く、総重量が1kg近くなることもあります。
重いケースをつけてしまうと、だんだんiPadを使う機会が減っていくことは経験から明らかです。
iPad Proは性能に対して、驚くほどに軽いです。
だからキーボードケースを使わないときは、ポイっと取り外して手軽に持ち歩けるということができるスマートキーボードは、かなり便利です。
【使ってガッカリ】Smart Keyboardのデメリット
一方で他社製のキーボードケースにはない、スマートキーボードならではのデメリットをご紹介します。
初代Smart Keyboardは背面が保護されない
僕は最初、スマートキーボードを購入することをためらっていました。
その一番の理由は背面がむき出しになって、保護されていないからです。
最終的にApple Pencilを別々で持ち歩く手間も考慮して、スリーブケースに入れて持ち運ぶことでこの問題はクリアして使っていました。
オススメはコレッ!
PINHEN for iPad Pro
対応サイズ
- 10.5インチ
- 12.9インチ
価格:¥ 1,820
ココがおすすめ
ケースをつけたiPad Proだと、最初の頃は少しキツめ。段々と広げる感じ。
- 初代Apple Pencilと一緒に持ち歩ける。
- カラバリが豊富。
- 10.5インチ、12.9インチの2サイズに対応。
とかなりコスパがいい!
価格は高い
スマートキーボードは、性能の割に価格が高いと感じてしまいます。
決してコスパがいいとは言えません。
スマートキーボード 価格一覧表 | |
価格 | |
10.5インチ 旧世代スマートキーボード | ¥17,800 (税別) |
11インチ 第3世代用スマートキーボード フォリオ | ¥19,800 (税別) |
12.9インチ 第3世代用スマートキーボード フォリオ | ¥22,800 (税別) |
スマートキーボードは保護ケースも兼ねているので、消耗品です。
思っているよりも脆く、文字が剥げたり破れが生じてしまいます。
使って2ヶ月で破けたSmartKeyboard Folio。
アップル信者の僕でさえ、満足して使っているかと言われれば悩みます。
むしろ軽さを追い求める僕にとって最低限の条件を満たしているキーボードがこれしかなかったという方が的確です。
つまり価格に納得はしていません。
汚れが目立ちやすい
スマートキーボードの表面はマットな仕上げで、手触りはサラサラでとても気持ちがいいです。
ただその分手汗が目立ちます・・・。
僕は緊張しいなので、ちょっとしたことですぐに手汗をかいてしまいます。
そのため毎日毎日スマートキーボードの触れたところは、拭き掃除をしていました。
むしろ汗が付着した部分が白くなり、汚いので“拭き掃除をせざるを得ませんでした”という方が正確です笑
初代スマートキーボードの場合は、ウェットティッシュでふき取るだけで汚れは簡単に落とすことができます。
しかし、Folioの場合は少し落としにくいような気がします。
ショートカットが慣れない
僕にとって一番不愉快なのは、このショートカットに関する不満です。
普段、MacBookを使う僕は『Command+Space』で言語切り替えを行います。
MacBookを使う方ならわかると思うのですが、これがなかなか慣れると打つ速度を上げてくれることに気がつきます。
ところがスマートキーボードの場合は、なんと『Command+Space』でSpotlight検索が起動してしまいます。
MacBookとスマートキーボードでショートカットの統一が図れていないとは、もはや不具合なんじゃないのかとすら思えます。
ただ、他のショートカットは割とMacBookと統一できています。
『Command+A』や『Command+C』などは使うことができ、アプリによっては専用のショートカットが割り振られている場合もあります。
それでも、この言語切り替えだけがかなり不便です。
まとめ:スマートキーボードを買うべき人の特徴
iPad Proを最大限活用したいならスマートキーボード
すでに紹介した通り、スマートキーボードには不満点が多いです。
中でも性能に対して、価格が高いことが一番の問題点です。
それでも僕が使い続けているのは、
- 軽い
- 簡単な取り外し
- ペアリングが不要
- 電池交換/充電が不要
というiPad Proのスマートさを殺さない条件を満たすキーボードがこれだけだからです。
他社製のワイヤレスキーボードを使わないのは、バラバラで持ち歩く手間も増えるからです。
つまり
ポイント
iPad Proとキーボードをコンパクトに管理しつつ、軽さも追い求めたい人がスマートキーボードを購入すべき
です。
スマートキーボードは、iPad Proを買ったら必ず買わなければいけないものではありません。
iPad Proのキーボードケースとしてはさすが純正といったところですが、キーボードとしては微妙です。
僕なりに考えてみたところ、やはりiPad Proの軽さを重視する人が買うべきだと思います。
参考になれば幸いです。
以上『僕がスマートキーボードを使う理由』でした。